「風たちぬ」をみた

 三歳の娘と宮崎駿の「風たちぬ」を見た。仕事中にラジオから「ヒコーキ雲」のカバーが聴こえてきて、無性にみたくなったのだ。
 ずいぶん大人向けの内容だと思ったけど、夢中で見てた。難しいところは「病気治ったのかな?」とか、「どうしたのかな?」とか、アンパンマンのときの夢中になるのとはまた違った会話しながら観ることができ娘の成長を感じた。
 実はこの娘は一年前に小児糖尿病で意識傷害出て救急車で運ばれて、元気になったけれども毎食後にインスリンを打たなければならず。何もわからないまま、生涯付き合わなくてはならない病気になった。だから、生き方や死に方、働くことや恋愛や結婚などちょっと難しいけのことを考えたり言ってくれるのが嬉しい。
 見終わったあとにどうだったって聞いたら「また明日も見ようねー」との感想でした。わかってんだかわかってないんだか。

 観てるときの一番嬉しかった会話は「わたし大きくなったらお父さんと結婚するー」「…ジロウみたいな人に会えるといいね」。ってな会話でした。親バカ?馬鹿親でスイマセン。