優者ロト

昨日の不調から一転、わりと調子良かった。
 何年か前の自分の善行を会社の同僚から指摘されて恥ずかしながらご機嫌になってしまった。たいしたことではなくても覚えてくれている人もいるもんで、別に誉められるためにやっているわけではないけどね。
 小さいときから優しくなりたいと思ってた。でも、他人の目を必要以上に気にしたり、どうすればいいのかわからなかった。たぶん、自分が弱かったからで多少強くなったから少しは優しくなれたかな。もっと立派なもっと優しい人になるには、逆に強くならなければならない。肉体的にも精神的にも社会的にも経済的にも強くなって余裕がなくてはそもそも人を助けることはできない。
 弱者は優しさを受けるがわであって、その弱者も別の面では強者たりえるわけで、弱者が弱者でいるうちは優しくなんかなれるわけはない。
 だから俺は強くなりたい。だから子ども達にも強くなってほしい。この思いをどうやって届けようか?