N 君の婚活へのアドバイス

 会社のN君が婚活パーティーみたいのに行くみたい。がんばれ。
 N 君を見ていてイライラするし、かわいいな自分も昔そうだったなと思うのは、「好きだと思われたくない」みたいな謎のカッコつけだ。自分も童貞のころはそうだったから謎もなにもないんだけど、なんでモテたいくせに「あなたが好きです」って思われたくないのだろう。恥ずかしかったのかな?一方的に好意を持たれたほうがカッコいいみたいな幻想かな?大人になったらみんな好きでもないのに「好きです好きですヤらせて下さい」って一生懸命なのに。
 N君みたいに恋人募集中の人もいれば、ホストに通う女の人もいる。男もキャバクラやなんやか通う。お金出してまでとも思うけど、逆なんだよね。お金さえ出せば、ホストやキャバ嬢は自分を粗末に扱わないのだよ。人間は粗末に扱われるのが、一番嫌なんだと思う、自分のことを考えても。だから、「私はあなたのことを決して粗末に扱いません」って看板下げてれば人は好意を持ってくれるはずだ。それを多くの人にできれば、多少はモテるはずだ、同性にも。わがままだから俺にはできないけど。
 だから、恋人欲しいくせに、他人を粗末に扱う奴の気が知れない(本当はわかる)。むしろ、好きな子ほどいじめたくなっちゃう男の心理がわからない(本当はわかる)。なんで若い頃、俺もそうだったのかな?こんな簡単なことに気がついてれば、学生生活多少楽しかったんではないかな?あー、もったいないことした。
 だから、N君少しは大人になって婚活頑張ってくれ。あっ、N君一つ年上だ。年上にこんなに上から目線で粗末に扱ってしまった。だってイライラするんだもん。