パパ君の言いたいこと

 娘は俺を下に見てる。2歳の娘が「パパ君」って呼び始めた。そんなんじゃ付属幼稚園に入れないぞ。まぁ入んないけど。
 パパ君は貴女にひとつのことしか望みません。パパ君が死ぬまで生きていて。そんな簡単なことしか望みません。でも、生きるということは大変なことだってお姉ちゃんが教えてくれました。病気だけじゃなく、事故や自殺や犯罪など、考えるだけで不安で一杯です。だから、貴女を失ったらパパ君はどうなっちゃうんだろ。パパ君は酔っぱらったときにお姉ちゃんに言いました。「お父さんよりさきに死んじゃやだよ」そしたらお姉ちゃんは「お父さんも死んじゃやだよ」って抱きしめてくれました。だから貴女には「大好きだよ」としか言えません。ただ大好きなことを素直に言葉を覚え途中の貴女に言うことしかできない。
 貴女は僕に笑いかけて言いました「おチンチン君」さらに見下されてるじゃないかー。